「不動智」とは
「不動智 古武道の会」は、沢庵宗彭(たくあんそうほう)(1573~1645)が、禅を通じて兵法の理を解いた「不動智神妙録(ふどうちしんみょうろく)」から名前をいただきました。
不動智神妙録は、沢庵禅師が柳生新陰流の達人で将軍家指南役の柳生但馬守宗矩に宛てた書簡で、内容は禅の哲学によって、兵法者に戦いの場における精神のコントロールの理論と実践を説いたものです。
「向ふへも左へも右へも、十方八方へ心は動き度きやうに動きながら、卒度も止まらぬ心を不動智と申し候」
このような心を練ることができるよう、希望を込めての命名です。